映画感想「恋は雨上がりのように」恋人じゃなくてもいいじゃない。

映画感想「恋は雨上がりのように」恋人じゃなくてもいいじゃない。

公開初日に観に行きましたよ!

めちゃくちゃ楽しみでしたからね。マンガも1巻と2巻買って予習しましたし。

予想通り小松菜奈の不思議な美しさと、大泉洋の役の見事なハマり具合に喜びを隠せません。

高校生目線でも、おじさん目線でも、二人の友達目線でも楽しめる禁断恋愛映画だと思います!

【評価】
出演者の魅力 ★★★★★
禁断の恋   :★★★★☆
映像・演出など:★★★★★

作品情報

キャスト&スタッフ etc.

出演:
小松 菜奈 (クールビューティー女子高生 あきら)
大泉 洋 (ファミレスの店長 近藤)
清野 菜名 (あきらの親友 はるか)
磯村 勇斗 (ファミレスの嫌なやつ 加瀬)
戸次 重幸 (近藤の旧友 ちひろ)

監督:永井 聡
撮影:市橋 織江
製作国:日本
上映時間:111分
公開:2018年
原題:『恋は雨上がりのように』(同じ)

あらすじ

高校2年生の橘あきら(17)は、アキレス腱のケガで陸上の夢を絶たれてしまう。偶然入ったファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の近藤正巳(45)だった。
それをきっかけにあきらは、ファミレスでのバイトを始める。バツイチ子持ちでずっと年上の近藤に密かな恋心を抱いて・・・
あきらの一見クールな佇まいと17歳という若さに、好意をもたれているとは思わない近藤。しかし近藤への想いを抑えきれなくなったあきらはついに近藤に告白する。近藤は、そんな真っ直ぐな想いを、そのまま受け止めることもできず・・・
真っ直ぐすぎる17歳、冴えない45歳。
ふたりに訪れる、人生の雨宿りの物語。
公式ホームページ:http://koiame-movie.com/#/boards/koiame

予告編

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感想(ネタバレなし)

配役がぴったりすぎる!

小松菜奈×陸上部×クールビューティーの組み合わせが本当にメガピッタリです。

大泉洋も、映画「青天の霹靂」のときもそうでしたが、冴えない感じが似合ってますね。序盤は大泉洋のコメディシーンが強めでしたが、笑えたのでOK!

本作は、女子高生(17)とファミレス店長(45)の28歳差のラブストーリーですけど、大泉洋さんって現実でも45歳なんですよね。清潔感と若さがあってアラサーの私ですらやや嫉妬です。

小松菜さんはモデル出身で22歳なんですね。モデルのことは全然疎くて、映画「僕は明日、昨日の君とデートする」で初めて知りましたよ。その時からプチファンです。

今回は元陸上部の役で、走るシーンがたくさんあります。

走る姿、極めて美しいです。ファミレスでの姿も、部屋着姿も(多くの男を魅了したはず)、雨でずぶ濡れの姿も。

この映画だけで写真集作れるのでは?と思いました。

ただのメルヘン映画ではない。

ストーリーは「きゃぴきゃぴな女子高生」が、「イケメンジェントルマン」に恋するような、キラキラしたものではありません。全く。

足のケガで部活での青春を失った女子高生あきらが、バツイチ子持ちのおじさん近藤に好意を抱き、告白します。

あきらは自分の気持ちに真っ直ぐですが、近藤は困惑し、あきらの気持ちを受け止めることができません。

しかし、近藤は年齢差やあきらの気持ちなどを考え、大人としての葛藤をしながらも、あきらに優しく接します。近藤、いいおじさんです。

一方、あきらの恋に気付いたファミレスバイトの嫌な奴 加瀬は「きもいよ。」と毒ガスを吐きます。

マンガでも映画でも嫌な奴ですが、加瀬の反応は世間一般的にはまともです。加瀬の存在が、あきらと近藤の関係をただの恋仲ではなく、非現実的な関係であることを強調してくれます。

実は加瀬はストーリーに必要な存在だったのです。ちょっとイラつくけど。

何に惹かれ合うのか?ふたりの関係は?

高校生が年上に憧れや好意を抱くことはよく見聞きしますが、本作であきらは近藤のどこに惹かれていったのでしょうか。

それは単純に、偶然のタイミングと近藤の優しさだと思います。

劇中でも「理由が必要ですか?」といったセリフがありますし。

近藤は、恋愛感情とは違う、自分の中にある執念のようなものに火をつけてくれる「トリガーのような存在」としてあきらを必要な存在として認めつつあります。

2人は28歳差なので、恋愛や結婚を考えるにはいろいろな壁が立ちはだかりそうです。

個人的には「恋人」や「夫婦」とは違った、信頼できるような関係を作ることも可能なんじゃないかと思います。

退屈しない人生のために

年齢や性別を超えた信頼関係って、なかなか素敵です。大好きなテーマです。

久々に、塾講師のバイト時代に告白をしてくれた高校生を思い出しました。6歳差くらいですけど。

あと、「図書館に来たということは、君を呼んでいる本があるのかもしれない。」という近藤店長のセリフが絶妙です。お気に入りです。

「TSUTAYAに来たということは、君を呼んでいる映画があるのかもしれない。」と言ってみたいですねー。

P.S.
小松菜奈ちゃんの絵を描くの難しいです。似ないです。
ロゴはアニメ公式サイトからいただきました。

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