ドラマ感想「THE 100(ハンドレッド)」単なる若者のサバイバルごっこではなかった

ドラマ感想「THE 100(ハンドレッド)」単なる若者のサバイバルごっこではなかった

こんばんは、青春映画やドラマにはついていけなくなってきたKeiCampbellです。

「若者vs大人」の構図は、歳をとったせいか感情移入が中途半端になるんです。どちらの視点でも共感できてしまうから。

本作も序盤は「若者が主体で大人が敵でしたが、話が進むにつれ年齢はどうでもよくなっていく。

幾度も難しい決断を迫られ悩む登場人物たち、誰か一人くらいには共感できる、見応えあるSFドラマです。

作品情報

キャスト&スタッフ etc.

出演:
イライザ・テイラー(リーダー気質の女子 クラーク)
ボブ・モーリー(リーダー気質の男子 ベラミー)
マリー・アヴゲロブロス(ベラミーの妹 オクタヴィア)
リンゼイ・モーガン(理系女子 レイヴン)
リチャード・ハーモン(性格悪い男子 ジョン)

製作総指揮: ジェイソン・ローゼンバーグ
公開:2014年 全7シーズン
原題: 「THE 100」

あらすじ (シーズン 1・第1話)

地球上のほとんどの生命を絶滅させた核戦争から97年。

戦前に衛星軌道上に置かれた12の宇宙ステーションの居住者は、宇宙ステーションを連結させ”アーク”を構成し2400人が生きながらえてきた。

アークでは食料、水、空気、資源が慢性的に不足しており、そういった資源を節約するために、罪の重さに関係なく18歳以上であれば死刑とされていた。

そんなある日、アークの生命維持装置に重大な障害が見つかり、あと3か月以内に人口を減らすなどの対処が求められていた。

100人の18歳未満の囚人たちはアークの人口削減も兼ねて、”ハンドレッド計画”の名のもとに地球の居住可能性を確認するため、アメリカ ワシントン D.C.近くの地表に送り込まれることになる。

着陸後は、旧軍事基地”マウントウェザー”に避難場所と食料を頼ることになっていたが、地球降下時の事故でマウントウェザーから30km離れたところに着陸してしまう。

ハンドレッドの一人で主人公のクラークは、新世界の脅威と危険に直面しながら、様々な個性あふれる仲間たちと協力・反発しながら、次第にリーダーとなり共同体”空の民”を作っていく。

引用:WIkipedia

予告編

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感想(ネタばれ無し)

本作、なんとシーズン7まで続いた大作で、Netflixではすべて見放題となっています。

1シーズンあたり14話(各話40分)ほどで、私は2か月で見終わってしまいました。

ちなみに全100話と、タイトルとマッチしている。

 

本記事では、そんなTHE 100の私から見た魅力を紹介していこうと思います。

ネタばれはしないように心がけますが、シーズン7まで続いているがゆえに予想できてしまう所はありますね。

初期のSF設定はイケてる

核戦争で人が住めなくなって100年後、宇宙ステーションに住む地球人“空の民”は地球帰還作戦を決行する。

地球に降りた100人の若者たちは自然が大復活した土地でサバイバルしつつ、地球で生き残っていた先住民“森の民”と戦ったりと、分かりやすくなお且つ未知との遭遇感のある設定が面白い。

 

ただ、これが7シーズンも続くのか?と言われるとそうではなくて、森の民以外の地球の勢力が登場し、さらにストーリーが盛り上がっていきます。

個人的にシーズン2、3中盤あたりが好きです。

 

シーズン4以降になるとさらに強力な勢力が現れ、敵だったものは味方になるシチュエーションも増えてくる。

それはそれで好きなパターンだけど、やはり登場人物がだいぶ増えてくるので、一気に見ないと忘れちゃいそうです。笑

 

シーズン6、7になると、SFの設定がだいぶ飛躍してきて、SFが苦手な人は付いていけなくなってきます。

その分、キャラクターの人間性がよく表れてくるので、ヒューマンドラマとして楽しむことができるでしょう。

前半のシーズンではクソ野郎だった男が、後半になると口は悪いけど良い奴になってたりするので、お気に入りキャラが変わることもあります。笑

 

あとはSFの設定に細かい苦言を呈さなければ、自然に楽しめるはずです。

命の選択場面が多い

最初観始めた頃は、若者のサバイバルものだなとナメていたけど、意外と重厚なストーリーになっている。

命の取捨選択が多く、最後まで生き残りそうなキャラクターが意外とあっさり殺されたりするし、この人たちとは上手く共存するかと思いきや主人公の手で抹殺されてしまう場面はかなり印象的。

 

「どちらも生き残ってハッピーエンド」なストーリーではないことが前半のシーズンで明らかになり、他のドラマなら生き残るレベルのキャラクターが、

「お前の戦いは終わった。」

と最後に一言添えられ、葬られていく。

(このセリフは日常的にも使いやすいので普及してほしいし、他にも良いセリフがいっぱいある)

 

よくよく考えてみると、核戦争で何十億人もの人が死んだ上での話なので人類そのものが絶滅危惧種であり、にも関わらず一つの勢力ごと消し去るレベルの決断ができる主人公クラークには、若干サイコパスな一面も垣間見れる。笑

完璧なヒーロー・ヒロインはいない

主人公クラークが徐々にサイコパスになっていくのは見どころの一つで、他にも語らずにはいられないキャラクターがたくさんいる。

一人一人を紹介してしまうとネタバレになってしまうので、実際にドラマを観て好きなキャラクターを見出してほしいです。

 

最初はむかつく不良少年も役割を見つけて改心したり、逆に元々は人類のまとめ役だったオッサンも頭がどうかしちゃったりします。

 

女性キャラクターもなかなかイケていて、というよりむしろ女性の方が活躍場面が多いです。

特に全シーズンを通して理系女子のレイヴン(見た目は理系じゃない)が有能だったり、敵として登場する女戦士もかっこよすぎてファンになってしまいます。

 

主人公は完璧ではないですし他のキャラにも人間らしい弱点があるので、誰かしらに共感できるはずです。

退屈しない人生のために

「愛の不時着」ロスから逃れるため、一時的に「The 100」を観たのですが、逆にThe100ロスになってしまいました。

また愛の不時着を再開しよう。次は第7話だ。

 

下の絵は左が主人公クラークで、右が私のお気に入りキャラ。

もうちょっと時間かけて丁寧に仕上げれば良かったなぁ。


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