こんばんは、慧です。
今週は非常に言葉遣いがよろしくない児童と遭遇しました。
果たして周りの友達が良くないのか、それとも家庭環境のせいなのか。
定期的にコミュニケーションをとって原因を探っていけたら良いなと思っています。
通常なら二度と顔を合わせることはないのだけれど。
会話の仕方が分からない子?
人と人との初対面での挨拶は「はじめまして」だけど、その児童は違いました。
とある小3男子Bが私に向かって発した第一声は「訴えてやる!」でした。
おもわず「え?」と聞き返すと、彼は続けて「教育委員会に訴えてやる!」と2発目を発射。
さらに「え?」と聞き返すと、「190万円ちょうだい!」と使途不明金を請求してくるのでした。
「親の顔が見てみたい」とはこういう時に使うのだなと思いつつ、190万円の使い道を聞いてみることにします。
私「そのお金で何をするの?」
男子B「東南アジアに先生(私)を売り飛ばす!」
売るのになぜお金がかかるのかは考えるだけ無駄で、ひとまず男子Bから距離を置き心を落ち着かせます。
一応児童から見れば私は先生なので、彼を無視することはできません。(そういう関係になければ即逃げるのですが)
幸い攻撃的な児童はクラスでこの男子Bだけのようなので、彼の内面に何か問題を抱えているのだと推測しました。
そこで彼の心の闇に突撃してみることに。
時間の許す限り、なぜ彼が攻撃的な発言をしがちなのかを探っていきたいのですが、他にも見たい子が多いので非常に悩ましい状況。
きっと担任も同じような考えを持っているかもしれない。
さて、まずは算数の授業にて簡単な部分で躓いているところに突撃。
私「何を悩んでおるのだ?」
男子B「・・・」
方眼紙に指定された大きさの円をコンパスを使って描くのだが、男子Bはどうすればよいのか理解できていないご様子。(信じがたいと思いますが、円を描けない子は他にもいっぱいいた)
昔のドラマ「女王の教室」風に、「こんな問題もわからないの?」といじめるチャンスでしたが大人げないので我慢。
しっかり丁寧に教えてあげました。
算数以外にも国語の授業でも男子Bに話しかけていき、彼の発言の攻撃性をウォッチングします。
すると1日もしないうちに不快な言葉を発さなくなりました。
しかし、通常モードでの会話は予想以上に少なく、一方で私の背後から指で攻撃してきたり、「言葉」以外での方法で私とコミュニケーションを取ろうとします。
というより会話が下手。
もしかすると、普段から家庭での会話が少なかったり、友達同士でも上手く会話ができていないのかもしれない。
だからどこかのニュースで聞いたようなネガティブなフレーズ(教育委員会に訴えてやる、など)を多用してしまうのかもと思いました。
もし今後も攻撃的な発言を他の先生や同級生に浴びせていくと、ますます人が離れていき会話の機会が無くなっていくので要注意ですね。
スポンサーリンク
趣味の醍醐味
先日、高級カメラメーカー「ライカ(Leica)」から、「Leica M6」というフィルムカメラが復刻しました。
ライカと言えばドイツの老舗で、カメラを趣味にしている人達にとってはゴールの一つとなるブランドです。
そしてLeica M6は1984年に生まれ、2002年に販売終了(?)した傑作と言われているフィルムカメラ。
界隈では早速購入して作例を紹介してくれている人もいます。
私の祖父もはるか昔に給料3カ月分のライカのカメラを買っていたようで、いつか私も手を出してしまうのかと思い戦々恐々としています。
祖父が買ったときは祖母が泣いてしまったと聞きました。(経済的な意味で)
しかし今すぐライカを買おうなどとは考えていません。
値段(70万円台)に見合うライカの良さに気付けていないし、他のカメラで遊ぶ楽しみを失ってしまいます。
私にとって趣味で一番大切にしていることは、ステップアップを楽しむということ。
自分のスキルや使う素材のレベルが少しずつ上がっていく様子が面白いのです。
カメラの修理と撮影なら、例えばリコー製品だとレンズのレベルを少しずつ上げていきます。
下の写真で、左が「RICOH 35」、右が「RICOH 500 DeLuxe」です。
まずは小さいレンズのRICOH 35で修理と撮影を楽しんでから、レンズが少し大きくなったRICOH 500 DeLuxeで遊びます。
そうしないと、写真の画質がより良くなっていく様子が楽しめません。(特に同じメーカーのカメラは)
ここでLeica M6を買ってしまえば、次の「RICOH 519 DeLuxe」なんかを試す気も無くなってしまう。
もちろん、フィルムカメラのようにいつ無くなってもおかしくない娯楽で、悠長にステップアップを楽しむ時間は限られているのは理解しているのです。
Leica M6の復刻の勢いに乗っかって、フィルムの種類も増えていけば良いんですけどね。
退屈しない人生を共に
久しぶりに「女王の教室」というドラマの話題が出てきました。
小学校の学園ドラマで、担任教師(女王)の天海祐希と児童役の志田未来が人気でした。
放送はもう15年以上前で私は当時大学生。塾の授業で女王のモノマネしたのがとても懐かしいです。
今では本当に小学校教師になろうとしているので、女王の思想をほんの一部だけ取り入れていこうと思います。
コメントを書く