こんばんは、慧です。
毎度おなじみのヤシカハーフ17でのスナップ写真の紹介です。
使ったフィルムはORWOのNC500。
ここ最近色々なブランドでISO感度400のカラーネガフィルムが世に出されていますが、その元になっているのがこのフィルム、という噂。
どれを使っても良かったけれど、1年期限切れ品が安く売られていたのでオリジナルのこれを買いました。
写りはとてもザラザラしていて、撮るのが難しい。

NC500とは?
ORWOのNC500は、2023年に発売されたドイツ製のフィルム。

NC400という類似品と一緒に世に出ました。
NC400に関しては発売してすぐにゲットしたので、2年前に作例記事を作っています。
NC400では赤味に独特な雰囲気があって面白く、一方でNC500はその赤味に加え粒状感が強めに出る印象。
もはや期限切れフィルムを期限内に使っているような感覚になります。
使うタイミングがちょっと難しいけれど、フジやコダックとは異なる雰囲気を味わいたくなったら、試してもよいかもしれません。
スポンサーリンク
作例:期限切れな写り
元々期限切れフィルムなのですが、それにしても粒状感の強い写真が撮れました。
露出はオートで、カメラ側の設定をISO200にしていたせいか、ちょっと明るめな写りになりました。
ハイライト部分は白飛びしかけている気がします。とにかくまぶしい。

紅白幕の赤がORWOっぽい色味に。

逆光で撮ったけど、まあまあな写り。緑もきれい。

空は白飛びしているように見えます。

公園に置き忘れているスコップと、無断駐車防止のための灯油タンク。どちらも子供時代を思い出すアイテム。

公園のベンチと屋内駐輪場。コントラストがちょうどよい。

夏の花。まぶしいけど夏っぽくて良いかも。

遊具は色々なカメラ、フィルムで撮っているので、後々比較しやすい。このフィルム、やはり赤が特徴的。でも百日紅は自然な色味。

粒状感は目立つけれど、空の青が綺麗な2枚。

退屈しない人生を共に
ORWOのNC500の作例を紹介しました。
フィルムの特性のせいか、粒状感の目立つ写りが特徴的でした。ハーフカメラだったので顕著にその特徴が表れた気がします。
赤味はNC400と似ていて、彩度が控えめな印象。
露出がオーバー気味だったのは、フィルムというよりカメラ側の設定によるものかも。
10か月程度の期限切れ品だったので、ISO感度200(+1段)での撮影はやや明るすぎました。
コメントを書く