40歳の誕生日を迎えたり、甥っ子が誕生したり

40歳の誕生日を迎えたり、甥っ子が誕生したり

こんばんは、慧です。

9月に誕生日を迎え、ついに40歳になってしまいました。

先人の言っていた通り、10代、20代、30代と歳を重ねるにつれ、時間の進みが加速している気がします。

きっと40代は、今まで以上にあっという間に過ぎ去ってしまうのだろう。

そして弟に子どもが生まれ、叔父という40代らしい称号を早速手に入れることができました。

40歳でセカンドライフに

セカンドライフというと老後をイメージするけれど、私の場合は40歳から。

嫌な仕事から解放され、心に余裕が生まれ、そのおかげで家庭も持つことができました。

まだ経験していないから分からないけど、老後と同じくらいの「新たな人生のステージ」感がありそう。

30代を振り返る

簡単に30代を振り返ると、コロナ禍を迎えた35歳(2020年)を境に心境が変化しました。

まずは家族観。独身でも生きていけるけれど、両親を見ていると結婚生活もありだな、と価値観が変わってきました。

コロナのおかげで家族が集まる時間が増え、家族の団欒の良さを味わえたからだと思います。

そんなタイミングで出会った長崎彼女とも、39歳のときに結婚。

 

仕事面でも大きく舵を切りました。家族を作るには、安定した気持ちで働くことが必要不可欠だと感じ、長期の転職活動を開始しました。

36歳から通信(大学)で教職の学習をスタートし、37歳で新卒から勤めていた会社を辞め、38歳で教員免許を取得。

39歳で教員採用試験に合格し、今に至ります。

 

30代のうちに転職が完了したのは良かったけれど、あと5年早く行動できていれば100点満点。

きっと30代前半の自分は、まだ若いからという理由でそこまで真剣に転職や家庭のことを考えていなかったのでしょう。

当時は、悩みを相談する年の離れた友達もいたし、小学校教員をしている同世代の友達もいて、小学校教員への道を志す環境は整っていました。

それでも小学校教員になりたいことに気付かなかったんだから、もう仕方がない。100点満点の人生なんてありえない。

 

40代でもこういう気付きに遅れることはありそうだけど、なるべく早く気付けるようにアンテナの感度を高めに過ごしていきたいと思います。

小学生時代を思い出す

小学校教員をやっていると、担当学年にもよるだろうけど、誕生日をよく聞かれます。4月の初日に教えているんだけどね。

何人かはしっかりと覚えてくれていて、折り紙やキラキラした包装紙で作ったブーケみたいなものをプレゼントしてくれました。

ちゃんと立体物として自立したオブジェを作れているのが素晴らしいです。

そしてこの上部にあるプリズム色の包装紙、小学生時代とても大好きで集めていたのを思い出しました。

文房具屋でプリズムの包装紙を買うなんて発想は無かったから、見つけ次第どんなゴミでも洗って取っておいたのが懐かしい。

 

思い出しことと言えば、よくスーパーに売っている食玩も、自分のお金で買ったことはありませんでした。

30年前に比べると、食玩のクオリティはかなり高くなっています。

最近は星のカービィのチョコエッグを3つ買って、当時の喜びを再体験しています。

ちなみにこれは対象年齢が15歳以上なんだけど、小学生も欲しがるでしょうね。

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叔父の存在について考える

弟に子どもが生まれ、ついに私も叔父になりました。

毎日のように家族LINEに送られてくる、甥っ子の動画や写真。

それを見て特に喜ぶ私の父親。

一方で、何の感情も芽生えない私。

血の繋がりはあれど、会ったこともない赤ん坊は、結局ただの他人という印象。

新しい血縁が生まれたという実感が、いまいち湧いてこない。

それでもこれからは甥っ子に会い続けるのだから、どんな叔父になろうか考えていきたい。

 

私の叔父、母方の兄は、青森に祖父母と住んでいたゲーム好きの明るいおじさん。

小学生時代は、ファミコンやN64のマリオで遊ばせてくれました。(スーファミは無かった)

フィルムカメラとサックスが趣味だということを知っていたけど、当時は何も感化されませんでした。

 

自分が叔父という立場でできそうなことと言えば、趣味で集めた画材を使わせたり、修理したフィルムカメラをプレゼントしたり、大学受験のアドバイスをするくらい。

親でも先生でもない、叔父という特別な立場。

丁度良い距離感を探りながら、叔父機能を高めていこうと思います。

退屈しない人生を共に

年を取るにつれ時間の進みが早く感じる心理現象には、「ジャネの法則」という名前がついているそうです。

「n歳のときの1年が、体感で1/n年に感じる」という法則。たぶん0歳は考慮しない。

例えば1歳のときは、1年を体感で1/1 = 1年に感じ、12歳のときは1年を1/12 = 1か月に感じてしまうということ。

80歳まで生きるとすると、体感では 1/1+1/2+1/3+・・・+1/79+1/80 ≒ 4.97 = 約5年の人生ということになる。

私が今40年生きたところなので、体感時間を計算すると、1/1+1/2+1/3+・・・+1/39+1/40 ≒ 4.28 = 4年3か月10日。

つまり、80歳までの残りの体感時間は9か月を切っているということ。

所詮ただの数字遊びに過ぎないけれど、子どものように一年を長く感じるように、新鮮な気持ちで過ごしていけるようになりたい。

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