こんばんは、慧です。
先月、もう期限切れフィルムは控えようと思ったのだけど、モノクロフィルムは別。
経験的に写りの劣化具合はカラーよりマシなので、今では手に入らないモノクロフィルムは積極的に試してみたいのです。
ただ、「写ルンです」のような電池の入ったレンズ付きフィルムは、電池の液漏れが心配。
特に単三電池の液漏れはかなり派手なので、フィルムにダメージを与えていることもある。

20世紀末の黒白写ルンです
20世紀末までモノクロフィルムの入った「黒白プリント専用 写ルンです」が売られてたようです。
当時富士フイルムから出ていた「NEOPAN 400 PRESTO」というモノクロフィルムがその中身の正体。
今回はそのフィルムがターゲットなのですが、PRESTOは既に単品でも持っているので、「写ルンです」を分解したい欲を満たすのが真の目的。

1998年に期限が切れているので、電池の液漏れは回避不能。
しかし不幸中の幸い、フィルム室へは侵食されておらず、フィルムは(見た目は)無事でした。この瞬間がたまらない。

今回は同時に3台手に入れたので、フィルムも3本救出。
ただ1本はパトローネにダメージがあったので、このフィルムでまずは撮影してみようと思います。
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10年間眠っていたテーブル
アパートの2階から、マンション(賃貸)の5階以上の部屋へ引っ越して1週間。
ベランダからの景色は最高だし、通勤時間は約1/3と大幅に短縮。
次の異動まで4年以上あるし、しばらくはこの家に住み続ける予定なので、家具のことを考えるようになりました。
その中でもずっと欲しいと思っていたのがダイニングテーブル。
去年膝にダメージを負ってから、正座は無理だし長時間の胡坐もきつい。
椅子に座っての食事が良いのだけど、ダイニングテーブルは値段が高い。
でも安物を買うつもりもない。
それらすべての問題を解決できるのが、旧実家にあるダイニングテーブル。

私が10年ほど前にマンションを買い両親がそこに住み始めてから、元々の実家(古い団地)にあるダイニングテーブルがずっと放置されている状態でした。
このテーブルを回収し、新居で使えるようにするのが今週末のミッション。
まずは、実家からテーブルを運び出す準備。テーブルの上はもちろん、運搬経路上のものをどかします。
新居に運んだあとは、カッターナイフとやすりを使って表面を整えて、最後に蜜蝋ワックスを塗ります。
一言で「運んだ」と書いたけれど、何10kgもあるテーブルを老齢の父親と2人で、団地の4階から階段で下ろすのはかなりの苦行でしたね。

ワックスが乾いた後は、見た目とは裏腹にさらっとした手触り。10年もこのテーブルを眠らせていたのが非常に勿体なく感じます。
ちなみに蜜蝋ワックスは、以前無駄に集めたシュトックマーのクレヨンと似た成分のワックス。父親からもらったもの。

私が生まれてから大学院を出るまで、ずっと使っていたダイニングテーブル。
このテーブルで20年以上家族と過ごしてきたわけなので、それを新居でまた使い始めるのはなんだか不思議な気分です。
新品のテーブルのように大事に使いたいと思います。

退屈しない人生を共に
今回運んだテーブルは南洋材でできていて、両親が40年くらい前に買ったもの。
当時はマレーシアとかの南洋材が安く手に入ったらしく、そこまで高くないテーブルなのだけど、今はその木材が輸入されておらず貴重かもしれない。
最近、貴重なものや良いものを長く使い続ける思想が強くなってきた私には、宝物と言ってもいいかもしれない。思い出もつまっているし。
ところで、ベランダからの景色はこんな感じ。本当に引っ越して良かった。


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