こんばんは、慧です。
新しいデジカメを買ってしまいました。RICOH GRⅢxです。
決して衝動買いではなく、約1年間欲しい気持ちを温めてきました。
結果、きちんと使い方を想像したり性能を考慮したうえでの、納得のお買い物となりました。
普段はフィルムカメラを使っているので、デジカメの便利さと機能の多さに驚きます。
良い写真が撮れるのは間違いないけど、それでもフィルムへの熱は全く冷めません。
RICOH GR Ⅲxの使い道
10年半勤めた会社を退職することになったので、自分への退職祝いにRICOH GRⅢx(以後、GRⅢx)を買いました。
決して安くないお買い物なので、ちゃんと使い道・目的を考えての購入です。
でないと買った後にソワソワしてしまいますからね。
私のGRⅢxの買った理由や目的は主に3つで、一つずつ紹介していきます。
フィルムの節約
一つは、フィルムの値上げが想像以上に激しいので、気軽にフィルムでの撮影ができなくなったこと。
下の写真はKodak ColorPlus200で、去年2021年の秋に入手したものです。
36枚撮りで1個650円という安さです。
少なくとも去年からフィルムカメラを始めた私には最安値の新品価格。
それが2022年9月では、実店舗で2000円弱、ネットショップだと2000円を超えてきています。
ここまで高騰してしまうと、写真に残しておきたい風景や被写体を見つけた時に「フィルムで撮るべきか?」という問いが自然に浮かんでくるのです。
特に空や自然を撮ることが多いのなら、次に似た景色をいつ撮れるか分からない場合がほとんど。
そのためデジタルの力を借りることをしたわけです。
手持ちのスマホ(iPhone7)では味気ないし広角気味ですが、GRⅢxは35mmのフィルム換算で焦点距離40mmと、普段使っているフィルムカメラと近い画角です。
ということで、フィルムで撮影するかどうかを決めるにあたり、デジカメでも撮影しておこうと思ったのです。
フィルム撮影時の露出計の代替
二つ目は、フルマニュアルのフィルムカメラを使う際の露出計の代替です。
デジカメでピントを合わせると、以下ディスプレイ右下のように、いくつか数字が表示されます。
左から、シャッタースピードが1/10秒、絞りが2.8、感度がISO100、という意味です。
これらの数字はデジカメが勝手に導いてくれて、それをフィルムカメラ側で設定して撮影すると丁度良い明るさの写真が得られます。(もちろんシャッタースピードと絞りは上げ下げすることもある)
これらの数値を表示するための機器を露出計といって、有名なものだとセコニック社の製品がありますね。
きっと単体の露出計はデジカメよりも高精度だと思いますが、写真も撮れてしまうデジカメに気持ちが傾いてしまいますね。
ブログ記事用の写真の撮影
三つ目は、ブログ記事に載せる写真を撮るためです。
フィルムカメラのカテゴリー以外だと、サクッと撮ってサクッと記事に載せたいので、デジタルの出番になります。
グルメ記事ならかなり接写することになるし、将来子どもを撮る場合だと速写できないといけないし。
しかしスマホよりも丁寧に撮りたいという我儘を満たすには、デジカメが必要なんですよね。
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記憶を鞄に詰め込む夢
先日かなりメッセージ性の強い夢を見ました。
会社の実験室で仕事をしていると、館内放送が聞こえてきます。
「1分後に皆様の具合が悪くなります。」
いつもと同じ放送係のお姉さんの声ですが、内容が不気味です。
放送後、近くにいた社員が自分の鞄に荷物を詰め込み始めます。
なぜかすぐに、最終的には記憶をすべて消されてしまうということに気付き、私も鞄に物を入れていきます。
しかし机上には鞄に絶対に入りきらない量の物が散乱しています。
フィルムで撮った写真のアルバムだとか、メロンパンの入っていた袋だとか、大事なものやそうでないもので溢れています。
そうこうしている内に1分が経ち、ものすごく気持ち悪くなります。吐き気がする感じです。
そして二回目の放送が。
「あと20秒でさらに具合が悪くなります。」
おそらくこれが最後のチャンスで、意識が朦朧としている中、鞄がパンパンになるまで大事なものを詰め込みます。
たとえ記憶を無くしたとしても、鞄をあされば自分が誰で何を大事にしていたかが思い出せると信じて。
そして20秒経ち、気を失ったところで目覚めました。
寝ぼけながら、何か忘れているものはないか確認しそうになりました。
久々に本気で焦った体験でしたが、今度誰かに「何を鞄に入れるか」を聞いたりして話のネタにしようと思います。
ちなみにメロンパンは好きです。
退屈しない人生を共に
10年くらい前に中古でNikonの一眼レフを買って以来の、熟考したうえでのデジカメ購入となりました。
当たり前だけど夜景も撮れるし、モノクロモードにも切り替えることができる。
そして良い写り。
それでもフィルムカメラでの撮影欲は無くなりません。
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