【写真作例付き】二眼レフにCatLABS X FILM 80を装填して猫を撮りまくる【モノクロ自家現像No.014】

【写真作例付き】二眼レフにCatLABS X FILM 80を装填して猫を撮りまくる【モノクロ自家現像No.014】

こんばんは、慧です。

フィルム名に「Cat」と付く個性的なモノクロフィルム、CatLABS X FILM 80

アメリカ生まれで銀の含有率は高めという特徴があります。

ということは粒状性が細かかったり諧調が豊かなのかなと、期待が膨らみますね。

今回はフィルムの名の通り、猫を探して撮りました。

現像データ

使ったカメラはRICOHFLEX DIAという二眼レフです。地面に置いてもファインダーが覗きやすいので、猫を撮るのに適していますね。

CatLABS X FILM 80はISO感度80で、高精細な写りが期待できます。猫の質感がどう表現されるか楽しみ。

 

以下のフローは典型的なモノクロフィルムの現像工程となります。

そして、各工程での具体的な条件は下表の通りです。

工程薬剤処理時間撹拌条件
1. 現像ミクロファイン 原液
(疲労度 3.0本/L)
5.0min
(28.0℃)
最初の1minは連続撹拌
その後、5sec撹拌+55sec放置の繰り返し
2. 停止クエン酸水溶液1min連続撹拌
3. 定着スーパーフジフィックス-L10min最初の1minは連続撹拌
その後、30sec撹拌+30sec放置の繰り返し
4. 水洗(1)水道水
(2)富士QW
(3)水道水
(4)ドライウエル
(1)1min
(2)1min
(3)5min
(4)30sec
(1)連続撹拌
(2)連続撹拌
(3)連続撹拌
(4)連続撹拌
5. 乾燥6h放置

なお現像時間と温度は勘設定です。

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作例:逃げない猫を探して

今回の被写体はすべて猫です。

逃げる猫がほとんどだったけれど、中には人間慣れして1mくらいまで近づけた個体もいました。

本記事での作例紹介では特に思い出話や説明は省き、淡々と写真を並べていきます。(全部、猫としか言いようがないし)

F値:3.5
露光時間:1/50秒

F値:3.5
露光時間:1/50秒

F値:3.5
露光時間:1/100秒

F値:3.5
露光時間:1/100秒

F値:4.0
露光時間:1/100秒

F値:3.5
露光時間:1/50秒

F値:3.5
露光時間:1/25秒

F値:4.0
露光時間:1/10秒

退屈しない人生を共に

もしかすると気が付いた人がいるかもしれません。1枚目と8枚目(最初と最後)の猫は同一個体です。

本当は12枚分すべて別の個体にしたかったのですが、撮影に協力的な猫が中々見つからなかったのです。

写りに関しては、やはり高諧調かつ高精細は間違いなさそうです。

もちろん現像時間や温度にも寄るのでしょう。

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