こんばんは、慧です。
実は保有する写真フィルムの本数が600本を超えました。
安くなった期限切れフィルムを仕入れていたら、いつの間にか専用の冷蔵&冷凍庫まで買ってしまうほど。
これ以上フィルムを増やしても使い切れないので、お買い得な期限切れフィルムに手を出すのを控えようと思ったわけです。
特に10年以上の期限切れカラーフィルムは、悪い結果になりやすいのでそろそろ卒業です。

フィルム文化存続のためにも
先日買ったコニカミノルタ(厳密には大日本印刷)の使い捨てカメラ、「Do Shot」の39枚撮り。期限は15年前に切れています。

中を開けたら、予想はしていたけれど、腐食した電池が大暴れしていました。
運が良ければフィルムは無事ですが、今回は残念ながらフィルムの救出はならず。
たしか600円くらいで購入。もちろんドブに捨てたようなものです。フィルムカメラ界の安物買いの銭失いの典型例。
ただ、同じ15年の期限切れ使い捨てカメラでも、運よくフィルムが抜き取れると撮影に使うことができます。
「Do Shot」ではないですが、同じコニカミノルタのISO感度800のフィルムの作例がこれ。

感度は2段明るめで撮っています。ここまで色が出れば、使い捨てカメラの期限切れフィルムも悪くないな、と思ってしまいます。

こういう「あたり」も紛れ込んでいるから、ついついギャンブルしたくなってしまう。
しかし、これ以上は極端な期限切れフィルムに時間とお金を費やすのは控えることにしました。
多少は高くても、新品のフィルムをカメラ屋で買って、確実にまともな写真を撮ること。
そうしたほうが、やっぱり現像後の写真を見たときの感動は大きいし、フィルム文化の存続に微力ながら貢献できます。
Kodakも新しいフィルムを市場に出してきたし、そういうフィルムをどんどん試していきたいですね。
でもモノクロフィルムは割と寿命が長いので。これからも救出していこうかな。
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最後の母校訪問
先日、2022年から2023年に関わっていた小学校の運動会を見に行った。
その学校では、ボランティアや介助員、学童のスタッフとして活動し、そして教育実習で大変お世話になった。
特に深く関わった子どもたちは当時3年生で、無邪気に走り回っていた姿が印象に残っている。
その子たちも今では6年生になり、背も伸びて表情もぐっと大人びていた。
去年も運動会を見に行ったが、それと比べても一人ひとりの成長がはっきりと感じられた。
毎年少しずつ変わっていく姿を見られることこそ、教員の仕事の醍醐味だと思う。
驚いたことに、子どもたちも保護者の方々も私のことをしっかり覚えていてくれた。
「今年も先生、来るかなあ?」と話していたと聞き、胸が熱くなった。
ほんの短い期間しか関わっていなかったのに、自分の存在が子どもたちの記憶の中に残っているというのは、何より嬉しい。
来年、彼らは中学生になる。おそらく母校の運動会を見に行くのは今年が最後だろう。
次に会うのはいつになるかわからないし、もしかしたらもう会わないかもしれない。
教師という仕事は、子どもの成長のほんの一部分に立ち会うだけの存在だ。その時間は尊く、同時に儚い。
子どもたちはこれから新しい世界で、たくさんの経験をしていくだろう。
その過程を間近で見られないのは少し寂しいが、いつか偶然どこかで再会し、彼らの成長した姿や話を聞ける日を楽しみにしている。
そのとき、私も自分なりに成長していて、胸を張って話せる何かを持っていたい。そんな思いを胸に、校庭を後にした。
退屈しない人生を共に
去年の運動会を見に行ったこと、ブログに書いてなかったことに気付いた。
自分のブログを読み返したいと思えるのは、出来事よりもその時の感情を思い出したいからかもしれない。
日記を書いておくと、後で読むだけでそのときの空気とか、会った人の顔や言葉がよみがえる。
時間がたつと細かいことは忘れてしまうから、大したことじゃなくても、感じたことを気軽に書き留めておこうと思った。
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