こんばんは、慧です。
夕飯を食べながらたまたま観ていた番組で、とても興味深い人物が取り上げられていた。
北極で氷の厚さを測っている人で、生き方がものすごく羨ましいというか、共感できる部分があった。
そして今日は遠距離に住む彼女と初対面してちょうど1年の記念日。
「自腹を切る」ときの気持ち
最近、家から2時間の東京本社へ勤務することが増えてきて、2日以上連続で出社するときは会社近くのホテルに泊まっている。
ホテル代は自腹で、3月はすでに1万円が吹き飛んだ。非常に悲しい。
毎日電車で通えば自腹を切る必要はないが、乗り換えも多く、往復で4時間だとさすがに時間が勿体ないし疲れてしまう。
そんな愚痴を垂れる日々が続いていたのだが、今日はたまたま「カネオくん」というNHKの番組を見ていて少し気分が落ち着いた。
「カネオくん」はたぶん初めて観るのだけど、世界で活躍する珍しい生き方をしている日本人を特集することが多いのだろうか、今回は「北極探検家」の山崎さんという方が出演していた。
山崎さんは北極圏のグリーンランドで環境計測(氷の厚さなどを分析)している人だ。
真っ白な雪と氷の大地をエスキモー犬が引っ張るそりに乗って移動したりと、極寒の中の過ごし方が別世界すぎて面白い。
何より面白かったのは、彼の環境計測の活動がボランタリーだということ。つまり自腹を切って北極に行き氷の厚さを測っている。
一年の半分は北極で過ごし、もう半分は北極に行くための資金をバイトで稼ぎまくる。(講演や募金による収入もあるようだ)
そんな生活を何年もしているらしく、「自分の好きなことに全集中していて、結婚には無縁なのだろう」と勝手に失礼な印象を抱いた。
ところが、山崎さんは結婚し二人の子供にも恵まれているお父さんだったのだ。
お相手との出会いは南極で、一瞬で納得できた。
そんな山崎さんのこれまでのエピソードを観て、たかが月1万円の自腹に愚痴をこぼしていた自分が馬鹿らしくなってしまった。(好きな仕事をしているわけではないが)
ちなみに山崎さんの自腹額は、年間300万円を超えるそうだ。
自分の好きなことをするためにお金を貯める。その究極の姿を見て、なんだか勇気をもらえた。
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【長崎彼女物語】を始めてみる
3月の第1週目の土曜日は、長崎に住む彼女に初めて会った記念日。
今日でちょうど丸一年が経った。
2022年現在も私は神奈川、彼女は長崎に住んでいて、もちろん現在進行形で1000kmの遠距離恋愛状態だ。
そんなファーストコンタクトから1年の記念日を機に、2人の間で起きた出来事をほんの少し紹介する【長崎彼女物語】シリーズを始めようか考えている。
おおよそ月に1回か2回の更新で、末永く続けるつもり。
出会った経緯や遠距離ならではの取り組みをブログ記事にまとめることで、似た経験をしている人に何かしら良い影響を与えられたら幸い。
最後に私と彼女の思い出の曲を紹介。
引用元:菓舗 唐草 公式サイト
退屈しない人生を共に
好きなことに集中するために、資金調達は全力のアルバイトと、好きなことで得た情報をアウトプットする講演、Tシャツの販売収益という、極めて羨ましい生き方をしている人を観られて良かった。
今では研究組織もフォローしてくれているみたいで、私も応援したい気持ちになった。
やはり地球や宇宙を相手にする研究って、最高にロマンなのである。
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