こんばんは、慧です。
先日チャンプカメラで目に入ったCiraFilm200というフィルム。
よく見てみると「Proudly Made by Indonesian」と書いてあり、衝動的に買ってしまいました。
映画用フィルムをパトローネに詰めて再利用していて、日光やLED光の下では青っぽい写真になるようです。
同ジャンル品の中では安めなので、映画用フィルムを試すのに丁度良いかもしれない。

露光時間:1/500秒
CiraFilm200とは?
インドネシア産と表示がありますが、中身のフィルムは期限切れの「Kodak Vision3 200T カラーネガ 5213」のようです。

Vision3はタングステン光(白熱電球光)の下で使う映画用フィルムで、元々「青」への感度が赤と緑よりも高く、写りは青っぽい色味を呈します。
詳細は 公式のスペックシートを見てみてください。
そんな映画用フィルムがインドネシアで再利用されいてるわけですが、一体どんな流通経路なのでしょう。
一説には「フィルム(Vision3)で映画撮影していたけど製作中止になり、余ったVision3が安く市場に流れる」というパターンがあるみたいです。
いずれにせよ、せっかく世に生み出されたフィルムなので破棄せずに再利用されるのは素敵な取り組みです。
ちなみにお値段は2022年6月現在で1600円弱です。私が買った1カ月前まではもう少し安かったような。
なお元々期限切れフィルムなので品質に個体差があります。
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作例:10年期限切れ?で青く
CiraFilm200を買ったのは、ちょうど紫陽花が咲き始めた時期。
フィルムの青さが良い味を出してくれると期待して撮影してきました。
カメラはいつも通りMamiya35 Rubyです。
1枚目は晴天時の青い紫陽花。

露光時間:1/500秒
左側は昼で右側は日没のような写真。そして予想以上に青いです。
2枚目は早朝の紫陽花。

露光時間:1/500秒
最近、朝5時半くらいに起きてお写んぽしています。これはその時の写真。
横から陽光が当たるのでかっこいい写真が撮れるのです。
緑が強く出ています。
3枚目は緑の葉っぱ。

露光時間:1/125秒
エメラルドに写る葉っぱが綺麗です。透明感が良い。
4枚目は夜間のショベルカー。

露光時間:1/4秒
小さい男の子が好きそうな被写体。
映画用フィルムは夜撮るとクールな写真ができあがりますね。
翌日、ショベルカーは撤去されていたので貴重な一枚となりました。
5枚目は白熱電球?が使われているお店。

露光時間:1/15秒
白熱電球色のライトだったけど青成分が強めに出ました。
6枚目は白熱電球色の下での花。

露光時間:1/30秒
赤、黄、緑が多いためか、クロスプロセスを感じさせる色合いになりました。青みが弱めです。
7枚目はネオンサイン。

露光時間:1/8秒
露光時間の割には手振れがほとんどなく驚いています。
映画用フィルムとネオンサインは最高に相性が良い。やっぱり映画っぽさが出ますね。
8枚目は夜の駅とマンション。

露光時間:1/4秒
あまり意識してなかったけど、期限切れの割に粒状性は意外と悪くない。
ISO感度200だけど露光時間で稼げば十分夜景も楽しめますね。
全体的に昼も夜も強めに青みが出て、楽しい写真が撮れました。
白熱電球色の元で暖色系の被写体を撮ると、青みが抑えられ別の雰囲気を表現できそうです。
今回はそういう作例が少なかったので次回は多めに撮ってみようと思います。
なお、現像後のネガをよく見てみると「EASTMAN 5213 033 02301 30 177 2011」とあり、「EASTMAN 5213」からこのフィルムが「Vision3 200T」であることが分かります。

そして末尾の「2011」はもしかすると製造年であり、ということは、今回の作例は推定10年程度の期限切れフィルムの一例となりそうです。
※特殊なフィルムなのでチャンプカメラでの現像を推奨します。
退屈しない人生を共に
インドネシア産(中身はKodak)の映画用フィルム「CiraFilm 200」の作例を紹介しました。
個体差があるようなので、今回の青さは一つの例として参考にしてください。
次は同じものをもう1本買って白熱電球下の写真を撮りまくるのも良いし、未体験の高感度のCiraFilm 800を試すのもありです。
しかしお値段がやや高くなるので、どうせなら期限切れでない(と思われる)VIBE 800TやAMBER 800Tといった他の映画用フィルムを試したい。
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