こんばんは、慧です。
2024年はパルコが開業55周年を迎えたとのことで、一定額以上のお買い物をすると記念品のレンズ付きフィルムが配られたそうです。
結論を言えば、このレンズ付きフィルムをフリマアプリで格安で入手したので、早速使ってみたよという話。
もちろん素性の分からないフィルムなので自家現像で処理しました。
パルコの記念ノベルティ
パルコで1万2千円以上のお買い物をすると先着でもらえるレンズ付きフィルム。(イベントは既に終了)
27枚撮りでISO感度は400。富士の「写ルンです」とほぼ同じスペックです。
フリマアプリでは一つあたり1000円前後で出品されているので、写ルンですの半額程度でお得感があります。
フィルムの有効期限は2026年11月なので、おおよそ2年残っていますね。
箱から出してみると、ILFORDのレンズ付きフィルムと同じ筐体であることが分かりました。(紙カバーだけPARCOオリジナル)
パトローネはプラスチック製。
フィルム部分はよくあるカラーネガの色で、厚さはかなり薄い。ぺらっぺらです。
もしフィルムベースの厚さに詳しい人がいたら、これがどこのメーカーのフィルムか分かってしまうかもしれませんね。
そして現像時にフィルムの終端をカットして、パトローネを分解してみた様子が左下。
パトローネの軸にフィルムが固定されているタイプです。
今のところチャンプカメラが現像可能とのこと。
現像後のネガには残念ながら、フィルムを識別できるようなメーカー名等は何一つ印字されていませんでした。
果たしてどこのフィルムなのだろう。
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作例:やや暖色系が強め
今回の撮影は、レンズ付きフィルムの状態と、マニュアルカメラにフィルムを入れ替えて、の2通りで行いました。
レンズ付きフィルムで撮影
レンズ付きフィルムのままなので、撮影は巻き上げ以外すべてオート。
撮影距離は1.5m以上離しています。それより近いとボケてしまうからね。
VitomaticⅡaで撮影
次はマニュアル機のVitomaticⅡaで。
「朝の線路」の写真は、別日の同じ時間帯に撮ったので比較しやすいです。
室内、白熱電球下ではかなり暖色が強くなります。
朝の駅のホームも、暖色系が優位。
日没直後の空の色が、見た通りの薄紫で少し感動。
退屈しない人生を共に
パルコのノベルティカメラ、そのままでも発色よく撮れているのですが、現像をどうするかがネック。
自家現像できる人は少ないので、こういうレンズ付きフィルムを配布する際は、現像工程まで丁寧に説明してあげるべきでしょうね。(このお店で現像できますよ、とか)
一方、自家現像できる人にとっては、格安でカラーネガをゲットできる良いチャンスとなりました。
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