こんばんは、慧です。
先日気持ち悪いことをしてみました。
会社員時代に同期だったとある人物をネットでサーチしてみたのです。
驚くことに1分で実名アカウントを発見し、現在写真家として活躍していることを知りました。
相変わらず元気にあちこちを動きまわっているけれど、ネット上では静かに過ごしていることは意外でした。
同期の静かなSNSアカウント
この同期の女性(以降、Wさん)とは、1年目の新人研修の際に1度会話をしただけの関係。
共通の友人が会社外にいるということを知ったWさんが、私に話しかけてきたのでした。
Wさん「○○と友達なんだね~今度話そう~~!」
Wさんは女性だったけど、少年のような雰囲気でいじられ役といったキャラクターでした。
よって周囲には騒がしいタイプの同期が集まっていて、私が最も嫌いな教室的空間がそこにありました。
それ故に2度目の会話はなかったけれど、入社5年目あたりでWさんが退職したという噂を聞き、もう少し積極的に交流しておくべきだったなとわずかに後悔したのを覚えています。
というのも、Wさんはかなり「自分」をしっかり持っている人でした。
仕事も趣味も全力で、たしか学生時代は写真の学校にも通っていたらしく、エネルギッシュに生きていることは遠くからでもはっきり分かるほど。
好き嫌いの激しい私にとっては、何事にも全力になれる秘訣を聞いてみたかったのです。エネルギーの源泉は何だったんだろうと。
そして私がフィルムカメラにハマりだしたことで、最近Wさんのことが記憶から蘇ったわけです。
エネルギッシュなWさんのことだから、すでに何かしらのメディアに自分の居場所を作り上げているだろうと思い、実名でネット検索してみることに。
最初に発見できたのはTwitterアカウント。その次にとある人気雑誌のサイト。
その他Instagramなど、予想通り「写真」をベースに元気に活躍していることが分かりました。
ここで気になったのがWさんの写真の作風と、Twitterアカウントの雰囲気でした。
まず写真はどれも淡い色合いで、被写体ものんびりとした田舎のような異国というか、静かな雰囲気。
Twitterアカウントも、ツイートは1行程度のまさにつぶやき程度で、フォロワー数の割に薄い反応。
いずれも私が会社で感じた嵐のような騒がしさなど微塵にも感じられない静けさ。まさに凪。
たぶんリアルな生活では多くの人に囲まれ賑やかに過ごしているけれど、写真家という仕事をしている時は静かに集中。
そしてネット上には余り物のわずかなエネルギーが投下されているのだろうと思いました。
きっとWさんのツイートを見たとしても、Wさんの1%も知ることができない。
しかし、自宅に暗室があるということは分かったので、それだけでも高エネルギーな情報に触れることができた。
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ネカマの目的って何だろう?
Twitterと言えば、最近怪しいアカウントが目につきます。
明らかに詐欺であるようなものではなく、どこか不自然な雰囲気を感じるアカウントです。
例えば、女性と見せかけているアカウント。つまりその主は男。
ネット上では「ネカマ」と呼ばれているようです。
すべて私の憶測ではあるのだけど、文章や写真が違和感満載なのです。
自撮りと思われる女性の写真がプロフィールに載っていることがあるのだけど、髪の毛が背景と融合していたり、変な異空間が生成されていたり、よくよく見ると不自然な箇所が多い。
プロフィール写真に女性の顔が載っていたとしても、それが実在するとは限りませんよね。
最近は加工だけでなく、男の顔を女の顔に変換するアプリもありますし。
仮に怪しいアカウントがネカマだったとすると、詐欺や金儲け以外でどんな目的で男性が女性を演じているのでしょう。
すぐ思いつくのは、「小さな社会実験」感覚で遊んでみる。でしょうか。
どんな人が自分のツイートに反応してくれるのか。
どんな会話が繰り広げられるのか。
そして実験結果をどう処理するのか。
ということを考えたい人がいるのかもしれません。
それ以外だと「構ってほしい」という願望を叶えるために、構ってもらいやすいキャラクターを演じるとか。
それには強力なビジュアルを作るのが手っ取り早そうで、まさに美系の架空(加工)顔が最適。
でも、それで注目を集めた後はどうするのだろう。
とは言え「構って願望」は聞こえは格好悪いけれど、誰にでもある欲求なのだろうなと思います。
その場をネット上に求めるのか、リアルに求めるのかは人それぞれの感性だとか特性次第ですね。
退屈しない人生を共に
こういうアカウントを目撃すればするほど、同期のWさんのようにリアルの生活を重視して、仕事やプライベートで多くの人に構ってもらえるように活動したいと思い始めました。
好きな仕事に100%携われるようになってからは、まるで別人の人生を歩んでいるようです。
ネット上で存在しない人を演じるよりも、リアルな生活を思いっきり刷新するほうが楽しいし、結果的に人と接することに積極的になれます。
なおTop画像は、Wさんの写真の雰囲気に似た、私が撮った写真。
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