こんばんは、慧です。
冬休みはゆったり過ごしつつ、始業式での一仕事の構想を練っていました。
学校での私の役割が「情報教育」なので、始業式で子供たちの情報リテラシーが向上するようなトークをする必要があったのです。
特に「これを話しておいて」とか制限時間とかは与えられなかったので、自分の感覚で仕事をしたのですが、なかなか好評だったので良い3学期のスタートが切れました。
マックで例えるDDoS攻撃
ちょうど昨年末にJALがサイバー攻撃を受け、利用客が4時間待たされるなんていうニュースが報道されました。
始業式では、このニュースを題材に「どんなことがあったのか」「どういうことに気を付けるべきなのか」について話しました。
ちなみにこの時のサイバー攻撃は、複数の端末から大量のデータを送り、対象のサーバーの可用性を損なわせる「DDoS攻撃(ディードスこうげき)」というもの。
この記事を書いている1月上旬には、複数の銀行や日本気象協会にも相次いでDDoS攻撃が行われており、始業式でこのことを伝えられたのはベストなタイミングでした。
小学生には身近なもの、今回はマックに例えて、分かりやすさ重視でDDoS攻撃の話をしました。
私「今から皆さんにお願いです!」
児童数百名「はーい」
私「今日のお昼1時になったら、全員でマックに電話をかけてビッグマック100個を注文してくださーい」
児童数百名「えー多いー!」
私「たくさん売れてマックも喜ぶので大丈夫でーす」
児童数百名「はーい」
ここでマックには店員が5,6人しかいないことを伝えると、すぐさま「お店の人が混乱する!」と子供から良い反応が聞こえました。
この「混乱」によって、他のお客さんがマックを利用できなくなること(アクセス障害)につながる、ということを直感的に理解してもらいました。
※本当にマックに電話してしまわないよう、細心の注意を払ってお話しをしました。
実はこの情報教育の仕事、自分の勉強にもつながっています。
技術職だった割にはIT関係に疎いので、仕事をモチベーションにして情報セキュリティマネジメント試験の勉強をしています。
今回のトークを作る際は、国内外のDDoS攻撃のニュースを10数件読んでみたり、情報セキュマネの参考書を読んでみたりと、ある程度知識を蓄えることを意識しました。
発表資料の中には一部英訳もつけているので、英作文の勉強にもなります。
リアルタイムに仕事に結びつく勉強は、締め切り効果も相まってやる気が上がりますね。
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家族が集まる行事の大切さ
今週は母親の誕生日があり、家族LINEで父親が楽しそうに誕生日会の開催を提案してきました。
我が家は仕事の関係で父親と母親が別居状態で、私も弟もそれぞれの相手と別の家に住んでいる。
母親は私が提供したマンションに住んでいて、新たな実家として10年以上経ちました。
家族全員が別々の家に住んでいるので、こういうイベントを活用して家族が集まるようにしています。
とは言っても、父親は週1で実家に戻ってくるし、弟もほぼ毎週末実家にやってくる。
そして私も隔週くらいで自家現像をしに、実家に戻ります。
結局、誕生日とか関係なく月に何回は家族が集結するので、家族離散の心配とは程遠い関係が築けていると思っています。
誕生日というと、子供の頃は両親からプレゼントをもらったり、普段食べれないようなケーキが食べれたり、1年の中でもかなり特別な時間が過ごせました。
しかし、大学生とか社会人になってからは、そういう特別感はほとんど無くなってしまい、40歳を目前にした私にとっては定年後のことを考えるトリガーとなってしまいました。
そして70歳前後の両親にとってはおそらく、いずれくる「死」を意識したネガティブな日となってしまうのかとも感じたりする。
だからこそ還暦とか古希とか白寿という長寿祝いの文化があるのかもしれないが。
しかしながら、こうして老人の誕生日に(も)家族が集まって夜遅くまで家族会議を楽しめるのは、ネガティブな雰囲気を払拭する良い親孝行だと前々から思っている。
私が還暦を迎え老人の仲間入りしたときは、やっぱり明るく過ごしたいから覚悟しておくように。
なお、今年もシャトレーゼのケーキを献上しました。
退屈しない人生を共に
この前小学校の教員になったかと思えば、あっという間に3学期である。そして3学期は非常に短い。
4月から正規教員になるから勤務校も変わる予定で、もしかすると引っ越しするかもしれない。
ガラッと環境が変わるのは苦手ではないけれど、油断していると大事なことが抜け落ちるかもしれないから気を付けないと。
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