趣味でフィルムカメラ(自分で)修理&撮影を始めて1年経過時の成果と掛かったお金

趣味でフィルムカメラ(自分で)修理&撮影を始めて1年経過時の成果と掛かったお金

こんばんは、慧です。

ジャンクのフィルムカメラを修理して撮影するという遊びを始めて1年が経ちました。

当初は自分と遠距離彼女の分の2台を確保するために始めた趣味だけど、うっかりフィルムカメラ沼に片足を突っ込んでしまいました。

1年間で修理した台数は20台を超え、撮影したフィルムは約80本、使ったお金も予想以上の額で驚いているところ。

総額49万7737円

これからフィルムカメラを趣味にしようと思っている若者にとっては、やや衝撃的な額となってしまいました。

この約50万円というのは、1年間でのフィルムカメラ本体代、フィルム代、現像&データ化&プリント代です。

もし「カメラは1台で、月にフィルム1、2本撮れれば良いかな」と考えている人は心配しないでください。それなら1年で10万円以下で楽しめると思います。

私の場合はタガが外れ業者のような仕入れをしたため高額になっています。

以下、約50万円の詳細な内訳を紹介していきます。

カメラ本体:約12万円

仕入れたフィルムカメラは計64台で総額約12万円。1台あたり1900円前後です。

主にオリンパス製品、二眼レフなどの中判フィルムカメラのジャンク品を安く仕入れ、自分と彼女用に修理して使っています。

これまでおおよそ25台分を問題なく撮影できる状態まで修理することができました。(在庫が余り過ぎています)

なお最も高額だったカメラはVoigtlander(フォクトレンダー)のジャンク品で3800円でした。

本来中古品で1万円以上するものを半額とか10分の1の破格で買えることが快感で、それもフィルムカメラ沼に片足を突っ込んだ原因でもある。

 

下のグラフは、実際に購入した台数と費用をカメラの種類別に表したものです。

オリンパス製品は主にPENシリーズTRIP35です。

これらは市場でかなりの数が出回っており、なおかつ(修理面でも)人気があり高値で取引されています。(1万円超)

たまにジャンク品として2000円前後で出品されるので、レンズの状態が良ければ速攻でゲットします。

中判カメラはほとんどが二眼レフで、見た目はどれも似ているのですが機能にだいぶ差があります。

私は幅広い環境で撮影できるよう、なるべく1/400秒や1/500秒のように高速シャッターを備えたものを買っています。

他にも中判一眼レフというジャンルがありますが、これは安く出回っていないので経済的に入手不可。

今は蛇腹カメラに興味が出てきたところなのですが、節約したい欲も同時に出てきてしまったため、今は距離を置き数年後に手を出そうと思っているところ。

ひとまず最後に一台だけ買って撮影したので、近々作例を紹介します。

その他35mmカメラは、「挑戦」という意味合いで買うことが多いです。

希少性があるため修理で失敗できなかったり、構造が複雑で修理が難しかったりするカメラです。

先に紹介したVoigtlanderが良い例。他にもMamiya35 Rubyも独特のシステムが備わっていて初見では驚かされます。

フィルム:約16万5千円

次はフィルムです。フィルムには有効期限があって、期限内で撮影し現像しておかないと色合いが崩れます。

そのため期限切れのフィルムは新品より安く入手可能です。

私は1年間で期限切れ品を250本、新品を15本だけ買いました。総額16万5千円。

期限切れ品は1本あたり600円、新品はほとんど1000円台で仕入れており、数を厳選して新品だけを買っていた方が節約できたかもしれません。

期限切れのフィルムは劣化の進行を遅らせるために冷やしておくことが推奨されています。

私の場合は家庭用冷凍庫で保管し、撮影に使いたい時に冷蔵庫に移して解凍し、その後室温に戻してカメラに入れます。(停電に怯える日々です)

200本を超えると「どのフィルムが何本あるのか」を把握できないので、リストにして管理している。

「必要な時に必要な分を買えばよい」とは思うのですが、生産が終了してしまったフィルムも多数あるのでついつい買い溜めしてしまう。

こういう「もう手に入らない」という希少性についてもフィルムカメラ沼に陥る原因の一つです。

現像~プリント:約21万5千円

フィルムの現像はお店にお願いし、データ化とプリントまでしてもらっています。

現像用の薬品や、ネガからデータ化するためのスキャナー等を用意すれば自宅でも対応できますが、時間や初期投資、エネルギーが必要になってくるので今は保留です。

 

これまでカラーネガ53本、カラーポジ11本、モノクロネガ14本の計78本分を現像してきて、総額21万5千円かかりました。

おおよそフィルム1本あたり2800円ほどで、カラーネガはこれより安く、モノクロは少し高く、カラーポジ(リバーサル)はかなり高い。

 

フィルムカメラ初心者であれば、カラーネガが一番安く、しかも短時間で現像してくれるお店が多いのでオススメです。

一方で、モノクロには撮影や自家現像での独特の楽しみがあり、カラーポジの圧倒的な美しさも触れずにはいられない。

下のフィルムはカラーポジの一コマで、色が反転されずにそのままの状態で焼き付いている。

後ろから光を当てるとものすごく輝かしく美しい。

 

最近NFTアートというお絵描きデータの所有権?みたいなものが理解できない高価格で売買されているけど、カラーポジの一コマのほうがよっぽど所有していて幸福になれると思っている。(同じネガ、ポジは複数存在しないですし)

1年の成果とこれから

フィルムカメラを趣味にして1年、フィルムカメラの基本的な修理技術を身に付けつつ、240枚収納可能なアルバムを6冊満タンにできました。

デジカメを使っていた時ではわざわざプリントすることはほとんど無かったし、フィルムカメラを始めてからは被写体の見方も変わったと思います。

「このフィルムだと、この赤はどう写るのか?」「ここは白黒だと絶対に面白い!」といったワクワクした好奇心で頭が満たされていく感じです。

こういう、すぐに撮影結果が分からないからこその、待ち時間での楽しみがとても新鮮なのです。

 

ところでアルバムには使ったカメラとフィルムをインデックスシールにメモしていて、この枚数の分だけ作例の種類やちょっとした思い出が存在する。

これらがそのままブログの記事になり得るわけで、1年で50万円使った分のアウトプットをまだまだ生み続けなければならないと感じています。

実際、フィルムの作例を記事にしているブログは他にもたくさんあって、作例写真と添えられた文章は人それぞれの個性が出ているので見ていて楽しい。

だからこれからも誰かにそう思われるような作例記事を作っていけたらいいなと思ったわけです。

そして塾の生徒にフィルムカメラを使ってもらったり、彼女とフィルム写真の個展でもできたら、もっと楽しくなりそうです。

退屈しない人生を共に

この1年で十分すぎるほどカメラは修理できたしフィルムも集まったので、これからは撮影に集中です。

ところでここ最近、とあるフリマアプリ上にどう見ても怪しいアカウントが大量発生していて、それをブロックするのに時間を取られることが多々あった。

他にも、怪しくはなくても「写ルンです」とかフィルムを転売価格で大量に売っているアカウントを見ても不快な気持ちになる。

元々リーズナブルにカメラやフィルムを買うのにかなり時間を使ってしまっていたので、これを機にフリマアプリをスマホから削除することにした。

これで時間もお金も80%くらい節約できる。

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