両家顔合わせをしに長崎に行ったり、C-41現像液が限界に達したり

両家顔合わせをしに長崎に行ったり、C-41現像液が限界に達したり

こんばんは、慧です。

両家顔合わせのため、彼女の両親が住む長崎へ行ってきました。

今思うと、私が社会人になってから親を旅行に連れて行くのは初めてで、色んな「初」を堪能した3日間となりました。

楽しそうに長崎を歩いている両親を見ることができたのは、とても貴重な経験になった気がします。

両親を連れて長崎へ

以前、記事で紹介したANAマイルの威力。

大人3人分の航空券を約6万マイルでゲットし、この長崎訪問が実現しました。

滞在期間は3日間ですが、1日目と3日目はほとんど移動で消費してしまったので、実質1日+αという短い時間を長崎で過ごしました。

1日目:JBL4343Bを聞きに行く

夜に長崎に到着し、夕飯を食べた後、父親が事前に調査していたジャズバー「マイルストーン」へ行くことに。家族でバーに行くのは初めて。

そのジャズバーにはJBL4343Bというバカでかいスピーカーがあり、その音を聞きたかったようです。

このスピーカーが発売された1980年前後は日本のオーディオ最盛期で、一般家庭にこのようなスピーカーが設置されていたことも少なくなかったらしいです。

私の父親も大学の学費をオーディオにつぎ込み、人生を棒に振ったほどです。

自宅のリビングにアンプ、巨大スピーカー、ソファーを置いて、じっくりと音楽を楽しむ古い時代。

「(スマホなどで)いつでもどこでも音楽が聞ける」という現代とは、実に対照的に感じます。

4343Bが鳴らすジャズを聞いて喜ぶ父親を見て、嬉しい気持ちと、なぜ私は何かのブームに乗ったことがないのだろうと、自分の世間へのアンテナの弱さを卑下する気持ちが同時に押し寄せました。

果たして、今世界では何が流行っているのだろう。

2日目:顔合わせと長崎観光

2日目のお昼にはメインイベントとなる両家顔合わせが。

詳細は伏せますが、私の父親がたくさんおしゃべりして、大きなアクシデントもなく終了。

彼女の母親が、お皿にあしらわれた桜の絵柄を食べようとしていたのが、ハイライト。

箸でつまもうとしても絶対につまめないので、ずっとお皿をカリカリしていた様子が印象的でした。

 

その後は路面電車に乗ってグラバー園へ。

長崎市街にはこういう路面電車が走っていて、色々な車種があるけれど、これが一番レトロで好み。

真ん中の丸灯が良いんですよね。

 

グラバー園では、突然あられが降ってきたり、強風が吹いたりと荒れた天気が続いたけれど、それすらも楽しんでいた両親。

そして、一瞬の晴れ間が見せた造船所のクレーン群がすごく良い。

私が造船所の写真を撮っている間、宮崎県からやってきたという女子大生二人組に写真を撮ってと頼まれる父親。

「俺も一緒に写っていい??」と、うざ絡みをされて苦笑いの女子大生。

それをフォローする母親。

旅行者同士、おそらく二度と会うことはないであろう者同士の、旅行ならではのプチエピソードを垣間見ることができた。

 

夜は古い建物を利用した交番に興味を示した父親が、交番に突入していきました。

いつもどこでも自由な行動に一同呆れつつも、私にも似たような側面があるなと自戒の念を込めて父親の姿を見届けました。

3日目:おうちにかえる

3日目は朝から高速バスに乗って空港へ。

車窓から出島を眺めながら、次はいつ長崎に来ようかを考えたり。

帰りの飛行機では、名物の角ずし(大村ずし)を。

こっちに別荘があればいいなとか、長崎県の教員採用試験を受けようかなとか、もしもの話を考えながら頂きました。

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40本目で完全に現像力不足に

去年から始めたC-41カラーネガ自家現像も、ついに40本目になりました。

同じ現像液(MARIX製)を現像時間を延長しながら使っているのですが、仕様の「12本まで」「保存期間は4週間」は圧倒的にオーバーしています。

そんな瀕死の液で現像した40本目のネガがこちら。(液温38℃・現像時間11分・保存期間1年)

1年期限切れの「写ルンです」フィルムなのですが、コントラストは非常に低くなってしまっています。

思い切って現像時間をもう2、3分くらい増やしても良かったかもしれません。

スキャンした写真がこちら。

粒状感は良好だけど、色は何とか「淡い」と言えるレベル。

下の写真はハイライト部分が白飛びしてしまっています。そこまで明るくしないと、他が暗くて絵にならなかったのでしょう。

せっかくの長崎の写真でしたが、現像代(現像液代)をケチって結局損するはめに。

これからは24本、多くて30本までにしておこうと思いました。(仕様は12本)

退屈しない人生を共に

3月は学年末、職場の異動準備などで忙しい毎日だったけれど、それでも長崎で両家顔合わせできてひとまず安心。

両親も長崎観光は楽しめたみたいだし、むしろ住みたいとも言っていたし、良い年度末となりました。

長崎の教員採用試験を受けて、思い切って長崎移住もアリだなと思い始めました。

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