【写真作例付き】4年~8年の期限切れISO感度1600フィルム”ナチュラ”の青さ

【写真作例付き】4年~8年の期限切れISO感度1600フィルム”ナチュラ”の青さ

こんばんは、慧です。

このブログで過去に2回ほど作例を紹介してきたISO感度1600のカラーネガフィルム「フジカラー ナチュラ1600」

今回はより期限切れの浅いフィルムを入手したので、計5本分の作例を紹介したいと思います。

期限内のフィルムで一生撮ることはできないけど、ナチュラ本来の色味が垣間見れたような気がします。

カメラ:TRIP 35
F値:2.8(設定値)
露光時間:1/30秒

野次馬精神で集めたナチュラ

ナチュラ1600とは言いつつも、私が所有しているのは「写ルンです」から取り出したフィルム。

正規品のナチュラは1本4000円以上で相場が狂っているので、お手頃価格な「写ルンです」を以前はフリマアプリで買い漁っていました。

今は財政と冷蔵庫をこれ以上圧迫しないためにも、フリマアプリはお休み中。

仕事でのストレスを解消する時にのみ、これまで集めてきた未開封の写ルンですを高速で分解、フィルムを抜き取る作業をしています。

そんなナチュラ1600ですが、10年以上期限切れしているフィルムしか使ったことがなく、本来のナチュラの画質を味わったことがありません。

そこで今回は、割と新しい4年~8年の期限切れ品で撮影してみることにしました。

 

※10年以上期限切れしているフィルムでの作例は、別記事に掲載しているので本記事最下部のリンクからどうぞ。

作例:OLYMPUS TRIP35で

まずは2018年と2017年に期限切れしたフィルムです。

撮影は2022年の2月あたり。

カメラは毎度おなじみのOLYMPUS TRIP35です。

4年期限切れ

まずは4年期限切れの作例。

1枚目は、雨の日の東京駅の前。

F値:2.8(設定値)
露光時間:1/30秒

色味はややマゼンタか青寄りで、ざらざら感が強い。でも雰囲気はばっちりです。

完全に夜になる前のトワイライトタイムと相性が良さそうです。

 

2枚目は、天ぷら屋さんの店内。

F値:2.8(設定値)
露光時間:1/30秒

人間の目にとっては屋内でも明るいですが、カメラから見ると意外と暗いのです。

それでもしっかり写っています。

先ほどのマゼンタ感はほとんどありません。

 

3枚目は、弟の結婚式。

F値:Auto
露光時間:Auto

TRIP35のAUTO設定で撮れました。ISO(ASA)設定は400です。

暖かい雰囲気がします。ナチュラの名にふさわしい色味だと思います。

 

さすが4年しか期限切れしてないだけあって、おかしな色味にはなっていませんでした。

粒状性は高感度フィルムなためざらざらした感じはあるけど、屋内やそれ以上の明るい場所では目立たないかもしれない。

5年期限切れ

ここから5年期限切れの作例です。

4枚目は、夜のスーパーの前。

F値:2.8(設定値)
露光時間:1/30秒

ほとんど実際に目で見た明るさと同じ写りです。

蛍光灯のせいか、やや緑がかっています。

ちなみにここは思い出の場所。なくならないで欲しい。

 

5枚目は、空港の中。

F値:2.8(設定値)
露光時間:1/30秒

国内線到着ロビーへ向かう道で、明かりは間接照明レベルのものしかないのですが、自然に写りました。

今回もやや緑がかっています。

 

6枚目は、飛行機の窓から。

F値:Auto
露光時間:Auto

ISO設定が400なのでオーバー気味ですが、雲は白飛びしていないし空の青色も自然です。まさにナチュラです。

そういえば15年くらい前に塾の生徒が修学旅行の時の写真を1枚くれて、こんな感じの飛行機からの眺めだったのを思い出しました。

当時はスマホではなくガラケーだったので、写ルンですの画質は負けていなかった。

 

5年の期限切れであっても問題なく使えそうです。

これから「写ルンです」も入手が難しくなっていくので、見つけ次第買ってしまいたい。

作例:Mamiya35 Rubyで

ここからは2014年~2016年に期限が切れたフィルムでの作例を紹介します。

撮影は2022年の3月~5月です。

カメラはMamiya35 Rubyです。

 

先ほどまでのTRIP35より画質は良いですが、一部「乳剤剥がれ」によって黒くつぶれているところがあります。

おそらく私の「写ルンです」分解時の取り扱いミスか、冷蔵から常温に遷移させるときの放置時間が短すぎたことが原因だと思っています。

6年期限切れ

それでは6年期限切れの作例です。

7枚目は、夜のスーパーの前。

F値:2.0
露光時間:1/30秒

スーパーの中の蛍光灯に照らされたマリーゴールドです。良い色合い。

奥の値札の上あたりで乳剤が剥がれ黒くなっています。

 

8枚目は、晴天時のツツジ。

F値:11
露光時間:1/500秒

実際に見たままのツツジの色です。

 

9枚目は、葉っぱを逆光で。

F値:8.0
露光時間:1/500秒

左側に太陽があり、逆光で葉っぱが透けています。

この青っぽい透明感がものすごく綺麗。これがナチュラの本来の色味なのかも、と感じます。

 

乳剤剥がれが無ければ、6年期限切れも問題なく使えます。

9枚目の青さを引き出す被写体、環境を見極めていきたい。

7年期限切れ

長崎で撮影した7年期限切れの作例です。

10枚目は、有名な眼鏡橋を遠くから。

F値:8.0
露光時間:1/500秒

日差しの強さが伝わってきます。やっぱり見たままの色合い。

ちなみに、撮る角度によっては水面に橋が反射して、メガネの形が見えてきます。だから眼鏡橋です。

 

11枚目は、シーボルトの桜。

F値:8.0
露光時間:1/500秒

淡いピンク色が綺麗。空の青さもちょうど良い薄さ。

なお、シーボルトの桜は眼鏡橋のすぐ近くにあります。

 

12枚目は、海に沈む夕日。

F値:8.0
露光時間:1/30秒

一部乳剤剥がれがあって残念ですが、夕焼けのグラデーションが綺麗に写りました。

この場所は先の2枚とは全く違う場所で撮っています。秘密の絶景スポット。

 

7年の期限切れでも問題なさそうですが、1本しか試していないので運が良かったのかもしれません。

8年期限切れ

最後に8年期限切れの作例です。

13枚目は、曇の日の桜。

F値:4.0
露光時間:1/500秒

もしかすると桜じゃない別の似た花かもしれません。

曇りの日だと、空がやや青みもしくは緑がかったように見えます。

花びらのピンク色ははっきりしていて、雰囲気が良いです。

高感度なのでやっぱり少し暗い環境でナチュラの良さが出てきそうです。

 

14枚目は、近所の桜。

F値:5.6
露光時間:1/500秒

これは間違いなく桜。

極めて淡いピンク色を呈し、日光にさらされて日焼けした本の表紙みたいな色合いです。

 

15枚目は、八重桜っぽい何か。

F値:5.6
露光時間:1/500秒

もしかすると本物の八重桜かもしれません。

いずれにせよピンク色が美しい。

それと右側のポールも良い色だったので、フレーム内におさめました。ティファニーブルーっぽいです。

 

8年の期限切れでも色味はおかしくなっておらず、さらに乳剤剥がれもありませんでした。(やはり取り扱いに問題があったかもしれない)

もちろん、同じ期限切れの年数でも保管状態によっては画質に差があります。冷凍保管がベストだろうけど、「写ルンです」を冷凍庫や冷蔵庫に閉まってる人は少ないはず。

退屈しない人生を共に

4年~8年の期限切れナチュラの作例を紹介しました。

時々薄っすら青みを帯びた写りが見られました。(1枚目、9枚目、13枚目など)

これがナチュラ本来の色味なのか、ただの個人的な好みなのか、ひとまずナチュラの良さを味わえて満足です。

今後は仕事でストレスが溜まり次第、ナチュラを「写ルンです」から回収し撮影していこうと思います。

不思議な青みを追い求めていきます。

 

以下は、10年以上期限切れしたナチュラでの作例です。かなりボロボロです。

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