こんばんは、慧です。
今年初めて教員としての夏休みを過ごしました。
去年の夏休みはまだ修行中の身で、大学のスクーリング、学童の仕事、教員採用試験と、やることが多く休む暇はほぼゼロでした。
一方、今年の夏休みは二度目の教員採用試験があったものの、久々にゆったりとした休みを満喫。
9月には試験の結果が早々に判明し、来年以降の指針が定まりそうです。

2度目の小学校教採の結果
今年も去年に引き続き、小学校の教員採用試験を受験しました。
1次の筆記試験は7月上旬にあり、前回同様「選考」になっているのか微妙な倍率。
私はおそらく65%くらいの正答率で通過しました。
そして、2次試験の面接も無事突破し、来年からとある自治体の正規教員になることが決まりました。
教員採用試験は「合格」というよりも、名簿に「登録」されるという意味合いが強く、結果が書かれた書類が届いてもまだまだ安心できない雰囲気が漂っています。
次は秋の健康診断が3次試験的な関門で、そこを突破すれば無事採用となる予定です。
なお、初回の教採については以下の記事に記録を残しています。
スポンサーリンク
2次試験(主に面接)の攻略
忘れてしまわないうちに、2次試験の面接の所感を残しておこうと思います。
大前提として、去年と今年で私の教職経験値に大きな差がありました。
去年は「教育実習未履修」という大学4年生同等以下の履修状況であり、介助員と学童スタッフとしての経験値のみ。
今年は、免許を取得し(実習も履修し)、「臨任教諭1年目」であるという経験値が追加。
この追加経験分は面接の受け答えに大きく影響したと思います。
以下に、これらの経験を面接に接続するための考え方を紹介します。
子供たちのおかげ
面接の質問内容は「こういう児童がいたらどうするか?」を軸にしたものが多く、現在担任している児童やこれまで会ってきた子供たちを想像すると回答は容易でした。
そう考えると、普段から十分に児童と接したり、児童のことを考えたりする時間を作っていれば、自ずと面接での回答はできあがっていくわけなので、まさに子供たちのおかげ。
新卒時に受けた民間企業の技術職の面接も、当時大学院で研究していた内容にどれだけ傾倒していたかが、回答の質を左右した気がします。
その時も、教採の時も、志望理由以外の面接対策をしていなかったけれど、逆に自分の回答がブレずに済みました。
周りの先生を観察する
もう一つは、同僚の教員の働き方、子供への向き合い方を観察できたから。観察できる環境に恵まれたから。
ニュースなど外部から聞くとブラックな人間関係、労働環境で有名な教育現場だけど、私は臨任1年目は良い職場で働くことができています。
指導方法がを真似したいなと思える先生が身近にいたし、これまでの技術者経験を活かせる場面も意外と多くあったり、そういう視点でも面接の回答材料が豊富な現場だったと思います。
退屈しない人生を共に
2度目の教員採用試験について、簡単な所感を残しました。
低倍率な試験だったとは言え、上述したことを考えていなかったら落ちていたかもしれません。
新卒よりも、雇用側にとってはコストのかかる年齢ですからね。そこをカバーできるメリットを示さないといけない。
ひとまず教採を突破できたので、色々な面で来年以降のプランが立てやすくなりました。
コメントを書く