人の話を聴く老人になりたかったり、2年洗車していないバイクをピカピカにしたり

人の話を聴く老人になりたかったり、2年洗車していないバイクをピカピカにしたり

こんばんは、慧です。

フィルムカメラでお写ん歩していると、よく老人に話しかけられます。

今回も撮影中に一人の老婆と出会い、色々と話を聴くことができました。

個人的に老人の話を聴くのは好きで、高齢化が進む現代ではこういう体験は今後増えていくので楽しみ。

田舎町のエリザベス

先日、学校帰りにスナップ写真を撮っていた時、知らない老婆に話しかけられました。

老婆「あら、何を撮ってらっしゃるの?」

話し方といい服装といい、高貴な雰囲気を感じます。近所の金持ちに違いない。

今回はフィルムでなくデジカメ(RICOH GRⅢx)で撮っていたので、老人に話しかけられるとは思いませんでした。

私「あの影です。」

老婆「素敵ねぇ。私の息子も写真を撮るのよ。」

写真をタネにこの高貴な老婆と10分ほど立ち話をしました。

どちらかというと老婆のマシンガントークを全身で蜂の巣になりながら聞いていた感じです。

とにかくよくしゃべる人でした。

なんと90歳。元気すぎる。

 

老婆「息子(60代)はこの前まで広告代理店(超大手)で働いていて、その時から仕事でもプライベートでもカメラが大好きなのよ~」

私「仕事でも好きなことができて羨ましいですね。」

どうやら暗室まで持っているようで、個人ででできることはすべてやってしまっている模様。

 

老婆「でもね、息子はずっと独身なのよ。あなたご結婚は?」

私「まもなくだと思います。」

老婆「あらいいわねぇ、でも趣味はほどほどになさい。」

マシンガンから急にミサイルに変わりました。

私「大いに気を付けます。」

 

それから息子だけでなく、ハイスペックな娘と孫の話が続きます。

もうどこかの喫茶店に行った方が良いのではと思い始めたところで、

老婆「このご縁に感謝ね。またどこかで会うかもしれないわね。」

と締めのご挨拶を頂きました。

 

なお血縁者に政治家もいらっしゃるようで、違う世界の住人に出会った感覚になりました。

イギリス国民が故エリザベス女王とおしゃべりするのと似た状況かもしれない。

 

ところで私は定年後の人の話を聴くのがかなり好きです。

現役を退いているせいか、解放された雰囲気で昔話をしてくれるし、こちらが仕事の話、趣味の話、プライベートな話、どんな話をしても基本的に褒めてくれます。

老婆「あらまあ、教員になるのね。大変でしょ?偉いわね~」

と言った感じです。(今回の老婆も多少話を聴いてくれました)

心の余裕というか、どんと構えていて包容力がある。

そこが非常に心地よいんです。

私もそんな老人になって若者の話をたくさん聞きたいと思ったのでした。

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買取価格が高騰している

大学時代からバイクに乗りはじめ、ヤマハのドラッグスター400はかれこれ10年以上乗っています。

あと少しで私が中古で買ってから走行距離が40000km(地球一周分)に到達。

その記念にバイクに何かご褒美を贈りたいのだけど、特に思いつかないのでそのまま地球2周目に入ろうと思います。

ところで父親は一台のバイクで地球を4周したので、それに追いつくにはこのペースだとあと30年かかってしまう。

 

このドラッグスターというバイクは、映画「ターミネーター2」に出てくるアメリカンタイプのバイクで、金属部分がむき出しになっている。

そして金属むき出しアメリカンを選んだのは、ターミネーターが好きだからという理由です。

しかし2年も洗車していないと、上の写真のようにせっかくの金属光沢がくすんでしまうのです。

そして汚れの具合からもう乗っていないだろうと思われたのか、バイク買取屋が「〇〇万円で買い取ります!」というチラシをミラーやハンドルに貼りまくっていく。

 

そこで驚いたのが、その買取価格が数年前に貼られていたものに比べて3倍も値上がりしているということ。そろそろ中古で買ったときの値段の半額に届いてしまいます。

最近の物価上昇の影響に加え、400ccという丁度良い大きさのバイクということもあるのでしょうか。

(丁度良い:普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc)

 

いずれにせよ今はバイクを売る気は無いので、その意思表示と、洗車したら提案される買取価格が上がるのかを観察するため、久しぶりのお洗車をすることにしました。

使うのは、そうだね、Plexus(プレクサス)だね。

10年前に買ったのに、まだたくさん残っています。

 

洗車の結果はこちら。

ぴっかぴかになりました。

2シーズン分のスギ花粉、梅雨の汚れを洗い流しました。

次の洗車は半年後、スギ花粉が収まったらにしよう。

退屈しない人生を共に

あと25年ほどで私も現役引退を迎えます。

その前に、若者の話を落ち着いて聴けるような老人になるために、包容力を鍛えていきたいですね。

そして老後は塾を再開して、若者が集まる場所に身を置きたい。

 

一方、会うたびにマウントを取ろうとする同世代の友人が昔いました。

現役で働いている世代だと元気があり、なおかつ心の余裕が少ないのか、些細なことでも攻撃的な会話になってしまう人もいるんですよね。

最後にマウントを取られたのは「タイのグリーンカレーの作り方」の話をしていたときで、あれ以来失望して何年も会っていない。

もし次会う機会があるなら、70歳くらいになったときにもう一度グリーンカレーの作り方についておしゃべりしてみようね。

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