こんばんは、慧です。
昨年再販されたX-TRA400をVitomaticⅡaに装填し、浅草をお写ん歩してきました。
とは言っても、私が持っているX-TRAは過去に販売されていた期限切迫品です。
本来の画質からは劣る恐れがあったけれど、非常に綺麗な写真が撮れました。
たぶんVitomaticⅡaのレンズのおかげかもしれない。
Superia X-TRA400とは?
2022年の中頃、富士フイルムの海外向けカラーフィルム「Superia X-TRA400」が国内で再流通され始めました。
2018年頃までは国内でもゲットできたみたいで、復活してくれたのはとても嬉しいニュースです。
ISO感度は400で、自然な色再現と広いラティチュードがウリとのことです。
元々「Superia Premium400」が国内向けに販売されているので全く新しいバリエーションという意識は無いけれど、お互いの品薄を補完し合えれば良いですね。
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作例:独特な赤の発色
今回の作例は、長崎彼女が東京に来た時の写真をメインに紹介していきます。
浅草を拠点にしたので、浅草、上野、東京駅付近でお写ん歩しました。
新旧が入り乱れていて、東京の中でもかなり楽しいエリアだと思います。
使ったカメラはVoigtländer Vitomatic Ⅱa (F2.8)。
1枚目は、浅草の古い建物。
手前の古い建物と奥の新しいビルの対比が面白くて撮りました。
ところがそれよりもコーンの赤や雨避けの赤が目立っていて、X-TRAの特徴を一つ味わうことができました。
2枚目は、色褪せたドア。
ドアの色が綺麗に色褪せていたので撮りました。
青や緑も自然に写してくれますね。
3枚目は、夜のスカイツリー。
隅田川で撮ったスカイツリー。
都会の光が雲に反射してるから、やや緑になったのかな。
4枚目は、東京駅隣のKITTE。
KITTEは、元東京中央郵便局の局舎を改装して作られた商業施設。
見ていて楽しいお店が多数あるので、東京駅を通る際はここへ良く寄り道します。
クリスマスシーズンにはでかい白のツリーが設置されるのも見どころ。
ちなみにこの写真は天井。自然光が取り込まれていて綺麗です。
5枚目は、上野の東照宮。
上野公園の隣?中?にある東照宮。
かなり密に並べられた石灯篭が魅力的。
左側に写っている「赤」がやはり目立つ。
6枚目は、吾妻橋。
隅田川にかかる有名な橋。
X-TRAで撮るためにあるような光の反射と色合い。
橋の根本に鳥がいるのもポイント。
7枚目は、浅草寺。
カメラを地面に置いて勘フレームで撮った写真。
ブレもなく見事に撮りたい写真が撮れた一枚。
8枚目は、送電塔。
浅草とは関係ないけれど、赤が特徴的な滲みを生んでいる一枚。
白い鉄骨もやや赤く光っている。
9枚目は、東京駅。
4枚目で紹介したKITTE展望エリアから撮った東京駅。
「東京駅を撮るならここ」となるくらい有名な写真すとっぽ。
「すとっぽ」は長崎彼女が言い間違えたスポットの変化形。
くせが無いと評判のX-TRA400、個人的には赤がやや強めに強調される部分が特徴的でした。
もちろん緑や青も富士フイルムらしい涼しい印象の色合いとなり、様々なシーンで使える汎用性の高いフィルムだと思います。
退屈しない人生を共に
Superia X-TRA400の作例を紹介しました。
低速シャッターのあるカメラであれば夜間でも使えますし、「赤」の多い場面では色鮮やかに写すことができます。
今回の作例は過去に販売していたフィルム(期限内)なので、再販されたものでも確かめてみたいですね。
VitomaticⅡaでの撮影はこれで2本目となりました。
私よりも長崎彼女がメインで使うカメラなので、定期メンテがどれぐらいの頻度で必要なのかも見極めるため、どんどん使ってもらおうと思います。
なお初回の修理記事は以下です。KodakのProimage100でテスト撮影しています。
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